拓と3頭の子犬は
9月11日に、センターから連れ帰ったワンコです。
きっかけは、maricoさんのブログの写真でした。
その日の日記には、沢山の犬達が助けを求めて
maricoさんの画像に収まっていました。
私は、個人的にその中の何頭かを我が家で預かれないか考えました。
そこで、主人に相談するとOKが出ました。
引き出す子は、あの子かこの子か、、、、。
いろいろ考えた末、るる母さんを経由してmaricoさんと
連絡をとる事が出来ました。
当日、maricoさんとセンターの前で待ち合わせをしました。
時間は午後3時近く、、、センターのトラックが
犬達を乗せて戻って来る時間です。
maricoさんは、ゴールデンを引きだして
新しい飼い主さんに引き渡してい最中でした。
そんな時にも、
普通の車が、センターを出たり入ったりしています。
その中の運転している女性が私を見て
『あのひと、犬を連れて来たのかしら』
と、話す声が聞こえました。
早くここから出たい・・・と心から思いました。
maricoさんが私を見て
悲鳴のような声をあげました。
『今朝、子犬が捨てられていて明日処分されてしまう・・。
チロママさんのところで、何頭か保護して貰えませんか』
『えっ、でも、私が保護する子はもう決まっているから、
そんなに沢山の子を連れて帰る事は出来ないですよ~』
しかし、その後知ったのだか
私の保護したかった子は、もう処分されていて
この世にはいませんでした。
拓は何が何でも連れて帰らなくてはならない、
(と、そのときは思っていました)
じゃあ、子犬用に持ってきたバリケンに誰を入れるのか・・・。
私には選べない・決められない。
でも、モタモタしている時間はないのです。
もうすぐ、トラックが沢山の犬を乗せて
センターに戻ってきます。
子犬も、もちろんいます。
それでなくても ”選ばなくてはならない”のに
沢山の犬が来たら、選べなくなります。
そこで、maricoさんとセンターの職員さんが
引き出す子犬を決めて下さる事になりました。
悲しいかな、私には強さも決断力も無く
子犬を預かってくれとお願い出来る知り合いも多くありません。
ただ、どうして死に物狂いで
全頭の子犬を保護する努力をしなかったのか
それが私のずるいところなのです。
無理は出来ないと決めつけている、卑怯な人間なのです。
今、こうして大きく成長した
くる・りん・パンを見ていると
処分されてしまった残りの兄弟の事を
忘れる事が出来ません。
ミルクを飲む事も出来ず
この世の景色を見ることも無く
お腹を空かせたまま
処分されてしまった兄弟達を
見捨ててしまったのは
私なのですから・・・・・。
その後の成犬一頭と、子犬3頭の保護生活の様子は
チロチロ日記ブログ編に書いてあるとおりです。
今回は3頭しか保護出来なかったけど
今度は4頭保護出来るかも知れない。
いや、人間の心を持ち合わせていたなら
全頭保護するべきだと思われるかも知れない。